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 中日のドラフト1位新人、石川昂弥(愛知・東邦高)が12日、高卒新人では12球団一番乗りで1軍昇格を果たした。7番三塁でスタメン出場し、二回の第1打席でプロ初安打となる左翼線二塁打を放った。「初打席はめちゃくちゃ緊張しました。打った感じは、ギリギリだと思ったので『切れるな』と思いながら走りました。1本打てて、少し落ち着けたのでこの後も集中してプレーしたいです」とコメントした。

 試合前には「正直、急だったんでびっくりした。わくわくもしているが、ちょっと緊張している。しっかりとこのチャンスをつかめるように今日は全力で頑張りたい」と話していたが、いきなり結果を出した。

 2軍戦ではここまで全9試合に出場し、打率2割5分8厘、1本塁打、3打点。首脳陣は将来の4番候補として、2軍でじっくり育てる方針だった。しかし11日の広島戦(ナゴヤドーム)で、三塁手の高橋周平が左太ももを痛め、復帰まで3週間から1カ月かかる見込みとなった。その穴を埋めるため、急きょ昇格した。

 石川昂は主将とエースを務めた昨春の選抜大会で優勝した。高校通算55本塁打を放ち、高校日本代表でも活躍。昨秋のドラフトでは3球団が競合した。185センチ、93キロの大型三塁手で、入団会見では「三冠王」を目標に掲げた。

各球団の主な高卒新人選手

《楽天》

黒川史陽②智弁和歌山高

《ロッテ》

佐々木朗希①岩手・大船渡高

《オリックス》

宮城大弥①沖縄・興南高

紅林弘太郎②静岡・駿河総合高

《巨人》

堀田賢慎①青森山田高

《DeNA》

森敬斗①神奈川・桐蔭学園高

《阪神》

西純矢①岡山・創志学園高

井上広大②大阪・履正社高

《中日》

石川昂弥①愛知・東邦高

《ヤクルト》

奥川恭伸①石川・星稜高

(※丸数字はドラフト指名順位)