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新型コロナQ&A(海外事情から学ぶ編) 回答:旅行ジャーナリストの村田和子さん

 Q 新型コロナウイルスの影響で、人の移動が世界規模で制限されています。以前のように海外旅行をすることは、当分難しいのでしょうか。

 A 旅行目的での海外渡航はしばらく難しいでしょう。日本からの渡航者の入国制限を解除する国も出ていますが、そもそも日本からの出国が難しい状況です。外務省は多くの国や地域について、感染症危険情報を4段階で2番目に高いレベル3(渡航中止勧告)にしています。航空便も運休などが続いています。出国できても、帰国時にはPCR検査や14日間の自宅待機などが求められます。

 海外旅行の予約を受け付けている旅行会社もありますが、問い合わせると8月末までの中止が決まっているところもあります。予約できても、突然中止となるリスクは否定できません。

 海外旅行ができるかどうかは、外務省の感染症危険情報が少なくともレベル1(十分注意してください)まで下がるかが目安になるでしょう。メディアや外務省から渡航先の最新情報を得ておくことが必要です。緊急時の対応を踏まえた計画のほか、旅先ではいわゆる「3密」を避けて自衛することも欠かせません。

 JTBなどの5月の調査では、海外への旅行は秋以降に検討すると回答した人が半数以上でした。旅での経験や出会いは、人生や日常を豊かにしてくれます。コロナ禍を経て海外旅行ができるようになった時、そのありがたみが今まで以上に感じられるのではないかと思います。(聞き手・杉崎慎弥

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 むらた・かずこ 旅行ジャーナリスト。「旅で人・地域・社会を元気に」をテーマに、旅行の魅力を伝えている。