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 安倍晋三首相は13日、記録的な豪雨で甚大な被害が出ている熊本県の被災地を視察した。今回の豪雨で、首相が被災地に入るのは初めて。

 首相は同日朝、東京から自衛隊機で鹿児島空港に移動し、被災地に入った。施設が水没して入所者14人が亡くなった熊本県球磨(くま)村の特別養護老人ホーム「千寿(せんじゅ)園」を訪れて黙禱(もくとう)。被害状況の説明を受けた。その後、役場に置いていた村の災害対策本部を移転させている村総合運動公園で、松谷浩一村長や蒲島郁夫知事らと意見交換した。首相は「政府としてはできることはすべてやる」と述べ、国道などの早期復旧に全力を挙げることや、応急的な住まいの確保などに力を入れる考えを示した。

 また、同県人吉市の避難所も訪問。松岡隼人市長らと意見交換を予定している。首相は視察後、東京に戻り、首相官邸で夕方開く非常災害対策本部に出席する。(楢崎貴司)