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 記録的な豪雨で被害を受けた熊本県南部の芦北町で13日、被災者が公的支援を受ける際に必要な罹災(りさい)証明書の申請受け付けが始まった。住宅の被害状況の調査も同日始まり、町は8月上旬の証明書発行を目指す。

 この日、町役場には午前8時半の開庁前に約30人が集まった。職員らは、新型コロナウイルス感染防止のために設置したアクリル板や透明なシート越しに申請書類を受け取っていた。

 芦北町佐敷の飲食店員、秋山哲子(のりこ)さん(49)は2階建ての自宅1階部分が水につかった。いまは祖母と一緒に親戚の家に身を寄せ、今後は仮設住宅の入居を希望するという。「自宅に住めなくなって不安なことだらけ。できるだけ早く証明書を発行してもらい、支援に結びつけてほしい」と話した。

 県によると、県内では八代市や津奈木町がすでに申請の受け付けを開始。球磨村は16日、人吉市は20日にそれぞれ始める予定。(藤牧幸一)