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 新型コロナウイルスの感染者が急増している南アフリカの政府は12日、夜間外出禁止令や酒の販売禁止を再開すると発表した。累計の感染者が12日時点で約27万6242人と、世界で9番目の多さとなり、規制を再び強めることで、逼迫(ひっぱく)する医療現場への負担を和らげたい考えだ。

 政府は3月26日深夜から、厳しい外出制限や空港の閉鎖とともに、酒の販売禁止を始めた。酒を求めて酒屋が襲われる騒ぎが起きる一方、飲酒にからんだ事件や事故は激減。だが、6月1日から多くの企業活動を認め、夜間外出禁止令を撤廃し、酒の販売も解禁すると、酒に酔った人による交通事故や暴力沙汰が増え、病院の受け入れ態勢を圧迫していた。

 感染拡大で一部の病院では、防護服や患者向けの医療用酸素、ベッドが不足し、数十人規模の院内感染が発覚するケースも出ている。ある医療関係者は「このまま患者が急増すれば、もう対応できない」とこぼす。

 ラマポーザ大統領はこの日、「我が国は民主化されてから最大の危機に直面している。嵐が来ているのだ」と演説。若年層が多いため、犠牲者は4079人と欧米諸国に比べると少ないが、ラマポーザ氏は「感染ピークは今月末~9月末」と述べ、最大で5万人が年内に死亡する恐れがあるとの予測も示した。

 感染判明者は4月末まで多くて…

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