[PR]

 絶滅が心配されている野鳥ブッポウソウが高知県四万十町の民家の敷地で営巣している。「森の宝石」とも称される鮮やかな姿を、宿毛市の会社員田村昌之さん(35)がとらえた。

 ブッポウソウは繁殖のため今の時期に日本に渡ってくる鳥で、青緑色の全身と紅色のくちばしと足が特徴。環境省、県のレッドリストでともに絶滅危惧種に指定されている。

 田村さんは、四万十町の民家が設置した巣箱で営巣していることを知り、6日から車中泊をして7日に撮影した。

 田村さんによると、撮影できた親鳥は雨が小降りになると動き回り、昆虫の餌をくわえて巣箱に戻ることを繰り返していた。ブッポウソウを被写体にしたのは初めてで、「生き物を撮るのは難しいのでうれしい。翼を広げたところの色のきれいさが出た」と満足そうだ。(清野貴幸)