動画】増え続ける新型コロナウイルスの新規感染者。クラスターが懸念されている
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 東京都内では12日までに4日連続で新型コロナウイルスの感染者が200人を上回るなど、感染状況は厳しさを増している。中でも歓楽街の歌舞伎町を抱える新宿区はすでに感染者が1千人を超えて都内最多だ。接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」関連の人たちへの検査など、積極的に実態把握に努めた結果といえるが、歌舞伎町へのマイナスイメージも根強い。吉住健一区長(48)に13日、現状や防止策、展望を聞いた。

――新宿で多くの感染者が確認され、ホストクラブでも感染が広がっている。対策は?

 感染の流れを止めるため、感染のメカニズムの解明が必要だと感じる。国立感染症研究所から「新宿の夜の街関連の店を研究対象にさせてもらえないか」と依頼が来ている。どの店舗や社員寮で検証するか、話を進めているところだ。

 「夜の街」での感染と言われるが、ホストの人たちは店内だけでなく仕事の後も一緒に過ごし、寮で同居している人も多い。実態としては「家庭内感染」に近いと感じる。

 なぜ、彼らは夜に動き回るのか。仕事帰りに寄っていたカラオケ屋さんとかが「客が減って潰れちゃう」という思いが強いこともわかってきた。でもそれを続けると自転車操業みたいな話で、どこかで行きづまってしまうことになる。

 彼らの生活を研究してもらうことで「感染防止に向けて気をつけた方が良いポイント」が見えてくる。業態を問わない感染防止策につながるのではないか。

独自に見舞金10万円

――新宿区は感染した区民に10万円の見舞金を支給する独自の制度を始める。

 緊急事態宣言が出された4月時点で区に住民登録がある人が対象で、8月に支給を始める予定だ。感染して仕事に行けないことなどに伴う経済的負担を軽減する狙いがある。感染したから悪いというわけではない。感染者の方々に安心してきちんと検査を受けてもらうことで、感染拡大防止につなげていきたい思いもある。

 でも、多くのホストは新宿区に住民登録しておらず、今回の見舞金の対象にならない場合がある。検査に協力しているホストクラブ経営者からは「自分たちは対象じゃないのにお金ほしさで協力しているように見られてつらい」との声も聞く。

――区市町村が休業要請をして「…

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