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 新型コロナウイルスで緊急事態宣言が出ていた5月、大阪府堺市議と市幹部職員計8人が賭(か)けマージャンをしていた疑いがあると大阪維新の会堺市議団が指摘し、堺市議会は13日、議員総会を開いて8人に質疑した。全員が事実ではないと否定した。

 この問題は、6月の本会議で維新市議が取り上げた。市幹部が「自分を含む幹部4人と市議4人が5月3日、市議1人の事務所で賭けマージャンをした」と維新市議に伝えたといい、自民・市民クラブと堺創志会に所属する市議4人の実名も挙げた。市議会は調査の必要があるとして、議員全員が出席する議員総会の開催を決めていた。

 インターネットでも中継された総会で市幹部は「(維新市議との)酒の席での作り話だった」と説明した。市議2人と別の市幹部1人は5月3日、市議事務所で「打ち合わせをした」と明らかにしたものの、マージャンは否定した。

 維新市議は「作り話にしてはあまりにも具体的」として、市議4人に当日の行動を証明する資料を提示するよう求めた。一方、4人と別の自民市議は「確たる証拠もない中、議員に説明責任だけ求めて総会が中継までされるのは、政治家といえども人権侵害行為ではないか」と批判した。(白木琢歩)