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 人工呼吸器が必要な重度障害があっても、地元の公立小学校に通って友達と過ごしたい――。川崎市に住んでいた光菅(こうすげ)和希君(8)の願いは、東京に引っ越すことでかなえられた。12日、都内で開かれた支援者による集会で、小学校生活を楽しむ和希君の様子を両親が報告した。「なぜこの生活が川崎では得られなかったのか」。両親は悔しさを隠さない。

 和希君は全身の筋力が弱く、人工呼吸器を装着し、たんの吸引など医療的ケアも必要だ。川崎市内の普通の幼稚園に通い、ほかの子どもから刺激を受け取ったといい、両親は地域の小学校に通わせたいと願った。

 だが川崎市教育委員会は両親の希望を認めず、県教育委員会が特別支援学校を就学先とすると通知した。和希君と両親は地元の普通校への就学を求めて提訴したが、3月18日に横浜地裁は訴えを退けた。

 「和希の教育のためにもこれ以上放置しておくことはできない」

 父親の伸治さん(51)と母親の悦子さん(50)は控訴して裁判を続ける一方、住み慣れた川崎から東京都世田谷区に転居することを決めた。

 世田谷区教育委員会は家族の意…

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