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 昨春まで自衛隊制服組トップの統合幕僚長を務めた河野克俊氏が14日、朝日新聞のインタビューに応じた。政府が陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備を断念したことについて「ミサイル迎撃より『ブースター問題』を優先するのは本末転倒で、代替案を決めずに配備をやめるのは無責任だ」と批判した。

 ブースターは迎撃ミサイルを打ち上げた際に切り離す推進装置で、防衛省は配備予定の自衛隊演習場や海上に確実に落下させるなどと説明してきた。しかし、そのためには大幅な改修が必要で、およそ10年の期間と2千億円の費用がかかるという問題が判明。配備断念に至った。

 河野氏は導入が決まった当時の統合幕僚長だった。「ブースター落下が配備の支障になるなど在任中に聞いたことがなかった。地元への対応が混乱したことを防衛省は反省すべきだ」と述べた。ただ、「米朝協議は停滞しており、陸上イージス配備を閣議決定した2017年のように北朝鮮がミサイルを撃ち始める可能性もある」と指摘。「北朝鮮のミサイル発射が減り、ミサイル防衛に対する国民の関心は冷めているが、だからこそ政治判断で陸上イージス配備を進め、候補地の住民には落下ブースターからの安全確保に万全を期すと説明すべきだった」と話した。

 陸上イージスの代替案について…

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