[PR]

 当初から3カ月遅れで始まったプロ野球は、19日で開幕から1カ月となる。各球団が20試合前後を消化した現在、際立つのはセ・リーグの抑え投手が軒並み不調に陥っている状況だ。各チームは相次いで、「勝利の方程式」の再構築を迫られている。

拡大する写真・図版セ・リーグの開幕時点の抑え投手。(上段左から)DeNAの山崎、巨人のデラロサ、ヤクルトの石山、(下段左から)中日の岡田、阪神の藤川、広島のスコット

 「大事なポジションなだけに、今の状態ではチームの力になれないので、一日も早くコンディションを回復させられるように努めます」。12日、阪神の藤川球児は右肩の不調を理由に出場選手登録を抹消された。

 今季は抑えとして5試合に登板し2敗2セーブ、防御率15・75。抹消の前日のDeNA戦も、1点リードの九回に登板したがソトに勝ち越し2ランを浴びるなど3失点で負け投手に。ここまで、相手の攻撃を3人で封じたことは一度もなく、日米通算245セーブという実績とはかけ離れた姿だった。

 セ6球団の開幕当初の抑え投手を見てみると、最も安定していたのは防御率1・80の巨人のデラロサ。だが左脇腹の肉離れで離脱した。これに続くのは3季連続のセーブ王を狙うDeNAの山崎だが、防御率は4点台と抑えとしては苦しい数字だ。

拡大する写真・図版2月の春季キャンプで、ブルペンで投球練習をする阪神の藤川=柴田悠貴撮影

 最も苦戦したのが広島だ。開幕時、南アフリカ出身の新外国人のスコットを抑えに据えた。ところが登板のたびに走者を出すなど乱れ、2日のヤクルト戦で4失点。結局、1セーブも手にすることができずに2軍で再調整することになった。

 リーグ最多セーブを挙げたことがある、中日の与田剛監督も守護神問題に頭を悩ませている。左腕の岡田俊哉を起用しているが、7日は押し出し四球で、9日も四球から連打を浴びて敗戦投手に。走者を出すと制球が不安定になり、チームは接戦を取りこぼしている。

守護神経験の監督にとっても、抑えは悩みの種

 9日の試合後、与田監督は「選…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら