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 豪雨で大きな被害を受けた熊本県芦北町で、被災者が公的支援を受けるために必要な「罹災(りさい)証明書」の発行申請の受け付けが始まっている。町で唯一の写真店は浸水し、機材が水没する被害を受けたが、「みんなの役に立ちたい」と申請時に任意で提出する被災家屋の写真の印刷サービスを始めた。

 罹災証明書は、被災者が国民健康保険料の一時減免、支援金の支給などの公的支援を受ける際の判断材料になる。程度により「全壊」「大規模半壊」「半壊」「床上浸水」「一部損壊」の五つに分かれる。

 申請を受けた自治体は原則、調査員を現地に派遣し損壊状況を確認するが、被災から時間がたつと、浸水の深さを示す泥水の痕跡が消えるなど確認が困難になる場合がある。限られた人数の調査員で多くの調査を行うため、芦北町福祉課の内田照也課長は「被災直後の写真があれば、正確でスムーズな調査ができる」。

 旧薩摩街道の宿場町として栄えた佐敷地区にある「フジ写真館」は1948年に創業した。町唯一の写真店として、町立小中学校の卒業アルバムや成人式の集合写真、七五三の記念写真などを長年手がけてきた。4代目店主の蓑田憲明さん(33)は「地域の人々の人生の節目に立ち会ってきました」と話す。

 今回の豪雨では、佐敷川の氾濫…

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