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 ルメール、デムーロ――。日本競馬界で活躍する外国人といえば、中央競馬のスター騎手の名がまず浮かぶ。だが、競馬を支える外国人は彼らだけではない。地方競馬では、インドや中南米出身の厩務(きゅうむ)員が急増中だ。自国で騎手を務めたり競走馬の調教に携わったりしてきた彼らは、即戦力として、今や欠かせない存在になっている。

 6月上旬、岐阜県の笠松競馬場。エキゾチックな顔だちの男性2人が1頭ずつ出走馬の綱を引き、パドックを周回していた。騎手がまたがると、順番に砂のコースへと誘導し、レースのスタート地点に向かう馬を見送った。

 ラクスマン・バルティさん(36)とモハマド・サーラジャさん(32)だ。競馬が盛んな母国インドなどでの勤務経験を買われ、昨年11~12月に「技能」の在留資格で来日した。競馬場の許可を受け、2人は藤田正治調教師(62)に雇用されている。

 厩舎の馬房を清掃したり餌を与えたりするほか、馬に乗りトレーニング(調教)もする。英語を話すバルティさんが、藤田さんの指示をサーラジャさんにヒンディー語で伝えるという。

 バルティさんはインドや競馬の本場英国で計17年間、厩舎勤務を経験した。「日本は気に入っている。長く働きたい」。笠松競馬の厩舎団地に住み、月給の大半をインドに残した妻子らに送金しているという。

 名古屋競馬の厩舎が集まる弥富トレーニングセンター(愛知県弥富市)では、中南米出身者が行き交う。

 「レント、レント…

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