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 大雨特別警報が高山市などに出されてから1週間。降り続く雨に、住宅に押し寄せた土砂の片付けは思うように進んでいない。

 一時、複数の集落が孤立した高山市朝日町。14日、西洞地区では住民が土砂を片付け、業者が壊れた下水道や車道の復旧作業に追われていた。自宅前の道が一部で崩落した河原隆弘さん(66)は近隣住民とともに、自宅裏に押し寄せた土砂を重機で撤去したり、泥で汚れた家財道具を運び出したりしていた。

 河原さんは仕事でゴルフ場や別荘地がある山間部にいて、ペンション経営者らとともに2日ほど山を下りられなくなった。

 2日前から自宅周辺の片付けを始め、近所の住民5人ほどが手伝いに来てくれているという。電気や水道は使えるが、崩れた道の先に止めている車が使えず困っている。「雨がなかなかやまない中で、いつになったら終わるのか。見通せない」(山下周平)