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 新規の種雄(しゅゆう)牛「神照栄(かみてるさかえ)」号の血を引く牛の霜降り度合いが、宮崎県内の歴代1位に並んだと県が発表した。2010年の口蹄疫(こうていえき)で処分された伝説の種牛「安平(やすひら)」を祖父に持つ血統。宮崎牛のブランドを支える新たな優秀な牛の誕生と、期待を集めている。

 県畜産振興課によると、神照栄の子で遺伝的能力を調べる検定を行ったところ、霜降りの度合いを示す「BMSナンバー」の平均値が、2018年に1位となった「満天白清(まんてんしらきよ)」号、19年に1位となった「勝美利(かつみとし)」と並ぶ10・3だった。

 神照栄は15年に高千穂町の生産者、興梠哲法さん(53)の農場で誕生した。神照栄の子12頭(去勢雄)の調査結果では、全頭が肉質等級4等級以上、11頭が最高の5等級となった。(神崎卓征)