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 国の登録有形文化財(建造物)になる徳島県つるぎ町半田の旧北室医院。漢方医学が中心だった明治期の主屋と、西洋医学導入のために大正期に増築された洋風建築が共に残る貴重な建造物群だ。所有する医師北室真人さん(52)が、8月にも医療資料館として公開しようと、洋館の補修を進めている。

 洋館玄関そばの窓口の上には「くすり」の看板。右からの横書きが時代を感じさせる。診察室や手術室には当時の医療機器や手術台がそのまま残っている。開業時のものではないそうだが、外科や耳鼻科で使ったという大量の金属製の医療器具もある。「100年前のドイツ語の医学書もありました」と北室さん。2階の四つの部屋は大広間を、住み込みで働いていた看護師向けに改築したという。

 開院当時は病棟がなく、周辺に「病人宿」と呼ばれる民宿が20軒ほどあったという。その後院内に病棟が作られた。

 今も残る一室をのぞくと、窓際…

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