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 東京都内で14日、新型コロナウイルスの感染者が新たに143人確認された。2日連続で200人を下回ったものの、ここ1週間の新規感染は1216人に上り、4月の感染拡大期を上回るペースだ。感染拡大に歯止めがかからない中、再び休業要請を出すことに慎重な都の方針に区市町村からは不満の声が上がる。

 感染者143人を年代別にみると、20代が64人、30代が29人で全体の65%を占め、40代が16人、50代が10人だった。現時点で感染経路が不明な人は、全体の45%にあたる64人いる。

 感染経路別では、職場内が17人、施設内が13人、家庭内が10人、会食が5人など。新宿区の劇場で上演された舞台関連で新たに6人の感染が判明し、この劇場のクラスター(感染者集団)は都把握分で計33人になった。接待を伴う飲食店従業員ら「夜の街」の関連は計24人だった。

 都内では、今月2日に107人と2カ月ぶりに100人超を確認。その後、100人を下回ったのは8日(75人)だけで、高止まりしている。14日までの1週間で、1日あたりの感染者数は平均で173・7人。7日までの1週間平均の106・9人から急増している。

 感染した場所や年代も広がりを見せている。14日までの1週間の感染者1216人のうち、夜の街関連は28・5%(347人)で、前週の37・4%(280人)と比べ低下した。会食や家庭内での感染が目立つほか、高齢者施設や保育施設や学校での感染も相次ぐ。文京区の区立保育園では10日以降、園児や保育士の感染が相次いで発覚。都によると、14日時点で計31人の感染が報告された。

 この1週間の感染者のうち、10歳未満の割合は4・0%(49人)で、前週の1・9%(14人)から倍増。14日には世田谷区の幼稚園や中野区の保育施設などでも感染が確認され、子どもへの感染も都内各地に広がっている。

 一方、14日の入院患者数は679人に上り、この1週間で252人増加。60代以上は全体の6・0%(73人)だが、重症化のリスクが高い高齢者に感染が広まれば、医療提供体制に影響を与えかねない。

23区長からも厳しい指摘

 政府や東京都はどう東京の感染…

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