拡大する写真・図版デイサービスの利用者の元に届いた介護報酬上乗せに関する文書。事業者が負担増への理解を求めている

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 新型コロナウイルスの感染防止に取り組む介護事業者に対し、厚生労働省が介護報酬の上乗せを認める特例措置を始めたことが波紋を呼んでいる。同意を得られた利用者にふだんより多く介護利用料を払ってもらう仕組みだが、現場からはコロナ対策の負担を利用者に求めることへの疑問の声が出ている。

 特例は、新型コロナの感染症対策をするデイサービスなどの事業者が利用者の同意を得たうえで、実際よりも長い時間、サービスを提供したと算定して介護報酬を上乗せできる。厚労省が6月1日に都道府県などに通知した。

月488円の負担増

 たとえば要介護3の利用者が「5~6時間」のデイサービスを受けた場合、事業者は1日2時間上乗せした「7~8時間」のサービスを提供したとして介護報酬を算定できる。

 月12回の利用なら4回分を特…

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