[PR]

 森友学園との国有地取引を巡って財務省が公文書を改ざんした問題で、改ざんを強制されたとして命を絶った同省近畿財務局(近財)職員の赤木俊夫さん(当時54)の妻雅子さん(49)が、国と当時の理財局長の責任を問う損害賠償請求訴訟が15日午後、大阪地裁で始まる。赤木さんを知る近財OBらも裁判を見守る。

 「正義感が強く、優しい人だった」。2006年まで12年間、財務省に在職した会社員、土本昌宏さん(49)=大阪市淀川区=は赤木さんの人柄をいまも思い出す。

 20代で和歌山の財務事務所に配属され、30代前半の赤木さんと出会った。公務員宿舎も同じ。よく一緒に酒を飲んだ。赤木さんと雅子さんの結婚式の2次会にも招待された。

 その後、職場が同じになることはなかったが、退職後の16年ごろ、近財に所用で立ち寄った際、赤木さんにあいさつに行ったことがある。当時、米国でトランプ氏が大統領選に勝利したころ。「まさかトランプさんが当選するとはね」。互いに笑った。

 赤木さんは18年3月、改ざんを指示されたとする手記を残し、命を絶った。ニュースでは匿名だったが、土本さんは赤木さんではないかと、近財の知り合いの職員に問い合わせ、その死を知った。今年3月に公表された赤木さんの手記の中で、改ざんは佐川宣寿・元理財局長の指示とする一文に目がとまった。

 「二度と同じ過ちを繰り返さないためにも、組織ぐるみの改ざんだったことを裁判所が戒めてほしい」と話す。

 近財で国有財産を扱う部署に勤…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら