拡大する写真・図版コロナの時代 官邸 非常事態

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 コロナウイルスの感染拡大で、世界は大きく変わろうとしています。政治、医療、経済……。様々なジャンルで舞台裏を追う連載「コロナの時代」。今回は、首相官邸がこの半年間、どう動いたかを追う全6回のシリーズ「官邸 非常事態」です。連載4回目は、緊急事態宣言発令や外出自粛、休業要請に至る経緯に迫ります。

 3月23日。小池百合子・東京都知事の言葉が、首相官邸をゆさぶった。

 「都市の封鎖、いわゆる『ロックダウン』など強力な措置を取らざるを得ない状況が出てくる」

 小池氏はこの日突如として記者会見を開き、「今後3週間がオーバーシュート(患者の爆発的急増)への重要な分かれ道」と危機感をアピールした。安倍晋三首相が、東京五輪・パラリンピックの延期容認に初めて言及した2時間後のことだった。

拡大する写真・図版緊急事態宣言について衆院議院運営委で報告する安倍晋三首相=2020年4月7日、岩下毅撮影

官邸が悔しがった理由

 24日、首相と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が電話協議し、五輪延期の方向性が決まると、小池氏はすかさずアクセルを踏む。25日夜に再び緊急会見を開き、「感染爆発 重大局面」と印字されたボードを掲げた。「何もしないでこのままの推移が続けば、ロックダウンを招く」。そう語気を強めると、東京都民に対し、夜間や週末の「不要不急」の外出自粛などを要請した。

 官邸は激震に見舞われた。会見…

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