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 福岡県福津市で5月、車同士が正面衝突して2人が死亡する交通事故があり、男が故意に事故を起こして相手の男性を殺害した疑いが強まったとして、福岡県警は近く、死亡した福津市の男(当時40)を容疑者死亡のまま殺人の疑いで書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。

 事故は5月8日午後11時10分ごろ、福津市宮司浜2丁目の国道495号で発生。男が運転する乗用車と同県古賀市の男性(当時32)が運転する軽乗用車が衝突し、2人とも死亡した。衝突時は時速100キロを超えていたとみられる。

 捜査関係者によると、男は事故前に周囲に自殺をほのめかしており、故意に対向車線にはみ出し、面識のない男性を巻き添えにした疑いが浮上した。男の車の運転席にはのどに当たるように固定された刃物があったこともわかったという。(横山翼)