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 新型コロナウイルスの影響で利用客が落ち込むフェリーの運航会社が、大部屋での雑魚寝やバイキング形式の食事の見直しなど「3密」イメージの払拭(ふっしょく)に取り組んでいる。最近は雑魚寝を嫌う人も増え、個室スペースを増やす動きが出ていたが、コロナ禍で一気に加速しそうだ。

 大阪―北九州を運航する名門大洋フェリー(大阪市)は6月から、20人程度が泊まる大部屋では布団の両隣に2人分の間隔を空けることにした。2段ベッドの部屋でも、客同士が向かい合わせにならないようにしている。

 定員は通常の7割程度に減るが、「まずは『3密』のイメージを取り除き、フェリーの安心感をつくりたい」(山本哲也常務)。乗船時の検温などに加え、船内で客が手を触れる手すりやエレベーターのボタンに抗菌・抗ウイルス加工を施す工事も始めており、今月22日に終わる予定だ。

 同社の5月の旅客数は9割減、大部屋の売り上げはほとんどなくなった。国内で最初に大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」での集団感染が話題となって以降、「船で感染がでたらおろしてもらえない」といったデマも流れ、風評被害も受けたという。

 元々、フェリー業界は数十人が…

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