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 明治時代に高級食材としてもてはやされたものの、その後、姿を消した幻のカボチャ「土田かぼちゃ」を復活させる取り組みが、地元の愛知県清須市で進められている。産官学の連携で、カボチャの素材を生かしたアイスクリームも完成。夏本番を前に売れ始めている。

 土田かぼちゃは清須市の土田地区を中心に栽培が盛んだった日本カボチャ。市によると、明治時代には高級食材として市場の評価が高く、料亭などに卸されていた。黄色地に黒い斑紋が特徴で、肉厚でもっちりとした食感と甘さを兼ね備えているとされる。

 だが、近代に入って加工しやすい西洋カボチャが台頭。品種改良を重ねて普及する一方、堅くて繊維質が多い土田かぼちゃは衰退し、栽培農家も減って1950年代以降は市場から姿を消してしまったという。

 転機は2007年。土田かぼちゃの種子を保存している農家が市内で見つかり、市は特産品として保護していくことにした。地元農家3世帯に栽培してもらっているほか、市主催の農業体験塾でも育てている。収穫後は学校給食で提供するほか、地元の和菓子店や喫茶店が和菓子やプリンに加工して販売している。

 普及促進や知名度向上を目指し…

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