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 千葉県芝山町の航空科学博物館で、屋外展示されている航空機が14日、手洗いされた。成田空港で貨物の積み下ろしや航空機の誘導にあたっている日本航空の地上スタッフ74人が、ボランティアで作業した。

 従来は専門の業者に発注していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で臨時休館が続き、費用の捻出が難しくなっていたところに、日航側から支援の申し出があった。参加者は、戦後初の国産輸送機YS11の試験1号機や小型ビジネス機、ヘリコプターなど13機を、市販の車用洗剤を溶かした液で洗い、周囲の雑草も刈り取った。

 かつては実際に運航される日航の機体を洗っていたという渡辺宗城(むねき)さん(51)は「小さくて洗いづらい面もあったが、楽しかった。喜んでもらえればうれしい」。博物館の担当者は「来館者はまだ少ないが、早く多くの人にまた楽しんでもらえるようになれば」と話した。(福田祥史)

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