トランプ氏は郵便投票になぜ反対 コロナで急増、波乱も

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聞き手・園田耕司
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 11月3日の米大統領選は、コロナ禍の影響で郵便による投票が急増するとみられている。開票などにどのような影響を与えるのか、米国の専門家2人に聞いた。(聞き手・園田耕司

 米ウィスコンシン大マディソン校選挙調査センター長のバリー・バーデン教授

 郵便投票をめぐっては、良いニュースと悪いニュースがある。良いニュースは、新型コロナの流行を受けて、少なかった郵便投票が多くなったことだ。我々が目にしたことのない速さで進んでいる。大統領選では、多くの人たちが郵便投票を利用するだろう。

 悪いニュースは、急に郵便投票へと移行しているため、事前の計画も資源の配分も不十分な点だ。投票用紙を請求したのに受け取れなかったり、投票用紙が手元に届くまでに時間がかかったりしている。その結果、行きたくないのに投票所で長い列に並ばざるを得なかったり、投票に行くことを諦めたりするケースも出ている。新型コロナの影響で州政府がスタッフを確保できず、投票所の数を減らす例もある。

 共和党が郵便投票に反対するのは理解しがたい。元々、共和党支持者の方が郵便投票を好む傾向にあり、主張は過去の言動と比べて一貫性がない。実際、オハイオ州などでは共和党の知事が郵便投票を拡大しようとしている。郵便投票に声高に反対しているのは、トランプ大統領と、一部の人々だ。

 ただ、郵便投票の集計には時…

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