拡大する写真・図版昨年10月、台風19号の接近で住民が避難した体育館。段ボールの上で雑魚寝をしている=千葉県南房総市、長島一浩撮影

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 九州を中心に、豪雨で甚大な被害が出ています。避難所での生活を余儀なくされている人も少なくありません。日本の避難所といえば体育館で身を寄せ合うイメージですが、海外でも災害時の避難所は似たような感じなのでしょうか。避難所・避難生活学会の理事でもある新潟大の榛沢和彦・特任教授(専門は心臓血管外科)に話を聞くと、日本の現状は欧米からは「信じられない」と驚愕(きょうがく)されるほど、状況は全く違うことが分かりました。

その場しのぎの日本

 ――日本の避難所は、世界と比べてそんなに違うんでしょうか。

 全く様子が違います。まず、一人一人にベッドがないという時点で、欧米人からは「考えられない! つらすぎる」と言われます。さらに災害発生から数日ならまだしも、その状況が1週間、2週間と続くことが信じられないと言います。「その場しのぎ」で作った避難所がずっと続くのは、日本ならではでしょう。中国や台湾の避難所もベッドがあるのが普通です。

 インドネシアのスマトラ沖大地…

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