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 新型コロナウイルスの影響で主催公演を中止していた国立文楽劇場が、8月22日の文楽素浄瑠璃の会で公演を再開する。「生写(しょううつし)朝顔話 宿屋の段」を語る豊竹咲太夫は「お客様に来ていただけるのは、ありがたいことです」と話す。

 「『朝顔』と言ったら、文楽の夏芝居の定番。携帯電話がある今では難しくなった、すれ違いのドラマですね」。大名家のお家騒動を軸に、それに翻弄(ほんろう)される深雪(みゆき)(後に朝顔)と阿曾次郎(後に駒沢次郎左衛門)の恋を描く。「宿屋の段」で朝顔は盲目となって現れる。彼女の愁嘆と、その姿を前にしながら、政敵の目を気にして名乗れない駒沢の苦衷が、眼目となる。

拡大する写真・図版豊竹咲太夫=2020年7月9日、大阪市

 朝顔の登場では、「目が見えないことを忘れてはいけません」。例えば「娘深雪は」と語る時に、「『娘』とちょっと止まるだけで辺りを探っているという解釈になります」と話す。

 手元には、師匠の豊竹山城少掾…

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