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 弘前市医師会が新型コロナウイルスの検査を行う「弘前PCRセンター」を市内に開設し、15日から運用を始めた。ドライブスルー方式で、当面は1日最大12件の検体を採取する。弘前保健所管内の8市町村、85医療機関の医師が必要と判断した受診者が検査を受けられる。

 センターは県から委託を受けた市医師会が運営し、水、金曜の午後1時半~3時半に予約制で検体を採取する。鼻の奥の粘膜か唾液(だえき)からとった検体を民間の検査機関に送る一方、市医師会健診センターの機器も活用し、その日のうちに結果がわかる体制を整える。検体の採取には市医師会に所属する30人の医師から協力を受け、1日あたり医師と臨床検査技師それぞれ1人、事務員2人の体制で運営するという。

 検査の必要性を判断する84医療機関や検体の採取場所は公表しないが、地域のかかりつけ医を通じて検査を受けられる体制を整える。10日に会見で開設を発表した市医師会の沢田美彦会長は「重症者は大学をはじめとする病院で対応し、私たち医師会は無症状や軽症者に対応することが役割」と話した。(林義則)