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 東京都内で16日、新型コロナウイルスの感染者が新たに280人以上確認されたことがわかった。同日、小池百合子知事が報道陣の取材に明らかにした。1日あたりの感染者数としては10日の243人を上回り、過去最多となる見通し。都内の感染者数は15日まで7日連続で100人を超えていた。

 都が感染者数を集計して公表するまでに3日ほどかかるといい、13日の検査件数は4千件以上に上っていたため、感染者数が注目されていた。

 都は15日、感染状況について、専門家による評価に基づいて設定する警戒レベルを4段階のうち最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げていた。

 専門家は、東京の現状について、13日までの1週間平均の感染経路不明者の増加比が前週の2倍近くとなったと指摘。この状態が4週間続けば、1日あたりの経路不明の感染者が16倍の約1200人になる可能性があると分析した。感染者は若い世代だけでなく、重症化しやすい高齢者にも広がっており、感染経路も施設や同居の家族、職場、個人の会食など多岐にわたっているとも指摘していた。

【動画】増え続ける新型コロナウイルスの新規感染者。クラスターが懸念されている