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 2018年に引退を表明した音楽プロデューサーの小室哲哉さん(61)が、約2年ぶりに音楽業界に復帰することがわかった。乃木坂46が24日に配信限定でリリースする新曲「Route 246」で作・編曲を手がけた。作詞は秋元康さんが担当している。

 小室さんは1984年に音楽ユニット「TMネットワーク」でデビュー。94年の解散後は音楽プロデューサーとしても活躍し、安室奈美恵さんやtrf、篠原涼子さんらに楽曲を提供し、ミリオンヒットとなった。2018年1月に、自身の女性問題が報道されたことと、創作活動の行き詰まりを理由に引退を表明していた。

 小室さんは「大いなる友情と才能を持った秋元康さん、同じく近しい知人に一年間背中を押され、今回悩みに悩んで作曲・編曲を手掛けさせていただきました。ここ数年ゼロからアートを学び、改めて概念、すなわちコンセプトを持った創造物の貴重さを感じています。今回のコンセプトは友情でした。友人の期待に応えたい一心で今作を作りました。一貫した、らしさは表現されているのでは?と感じています」とコメントしている。

 秋元さんは「小室哲哉は古くからの友人です。一度は引退した彼ですが、時々、会って食事をする度に、音楽への熱い想(おも)いは消えていないことを知りました。いろいろな事情はあるのでしょうが、何とかもう一度、小室哲哉に音楽に携わる機会を持って欲しいと思いました。『曲を書いてよ』そんな話を何度かするうちに、彼がようやく重い腰を上げました。ブランクがあった分、なかなか、思うようなイメージのものが書けないようでした。結局、7回も書き直しをしてもらったのですが、その作業すら楽しそうでした。この人は本当に音楽がないと生きていけないのです。音楽にのめり込むとまわりが見えなくなってしまう不器用な人です。そのせいで多くの方に迷惑もかけたのでしょう。でも、小室哲哉はそれを音楽でしか返すことができないのです。乃木坂46に、書き下ろしてくれた『Route 246』を聴いてください。彼の音楽への想いが伝わって来ると思います」とコメントした。

 この曲でセンターを務める乃木坂46の齋藤飛鳥さんは「もともと小室さんのファンだったので、小室さんが乃木坂46のために曲を作ってくださった事が何よりも嬉(うれ)しく、また楽曲も『小室さん感』が溢(あふ)れていて、個人的に本当に嬉しかったです。この楽曲の曲調と乃木坂46の組み合わせで、どう化学反応が起こるか楽しみです!」とコメントしている。(定塚遼)