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 将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が16日、第91期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)で渡辺明棋聖(36)に3勝し、史上最年少で初タイトルを獲得しました。将棋を題材にしたライトノベル「りゅうおうのおしごと!」で、16歳でタイトルを獲得する主人公を描き話題となった作家・白鳥士郎さん(38)に、藤井七段について語ってもらいました。

 ――藤井七段を知ったのは

 2016年ごろですね。将棋ファンの間で知られてきた頃でしょうか。雑誌に載った棋譜を見て、才能を見せつけられるような終盤力に驚きました。その頃から、いずれタイトルホルダーになるとは思っていましたが、まさか史上最年少記録を半年以上も更新するとまでは想像できませんでした。

 今回は年齢だけで考えれば、驚きです。ただし藤井先生の将棋の内容を見れば、何の不思議もありません。

 ――「りゅうおう」の主人公・九頭竜八一は16歳でタイトル「竜王」を獲得。藤井七段と似ています

 読者に現実の将棋界に興味を持ってもらおうと、私自身もツイッターで、藤井先生と八一の共通点を紹介したことがあります。若くしてプロになり、強い姉弟子や師匠がいる。確かに属性は似ているのかもしれません。

 ただし2人は似ていないところもあります。将棋のスタイルを野球で例えるなら、藤井先生は豪速球の本格派。八一は変化球主体です。

 タイトルまでの軌跡も違います。八一はデビューからすぐに竜王を獲得します。それは対局相手から研究される間もなく、階段を駆け上がったから。だから竜王を獲得した後はライバルに研究され、連敗を重ねて伸び悩んでしまいます。一方、藤井先生も短期間でタイトルまでたどり着きましたが、コンピューターソフトも使いこなすような新しいタイプの棋士。研究されても、弱点を克服する。成長力が圧倒的と感じます。想像力の範疇(はんちゅう)を超えてきます。

 ――「りゅうおう」の設定につ…

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