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 ラグビーのイングランド代表を率いるエディ・ジョーンズ監督が16日、電話会見を開き、優勝を目指す2023年ワールドカップ(W杯)フランス大会へ向けて不退転の覚悟を示した。新型コロナウイルスの影響で、次の試合など予定は見通せていない。滞在していた日本からイングランドに戻ってきた指揮官は、「どのチームもゼロから始まる。与えられた選手や環境でやるしかない。全ての挑戦と向き合い解決策を見つけていく」と語った。

 19年W杯日本大会で準優勝したチームを取り巻く現状は厳しい。イングランド・ラグビー協会(RFU)は1億700万ポンド(約143億円)の損失を見込み、すでに給与削減や、130人以上に解雇通達する方針を発表。ジョーンズ監督も約25%給与削減を受け入れていて、「何かを犠牲にしなければいけない時もある。私自身の犠牲は、社会やスポーツ界の他の人々と比べればごくわずかだ」と話した。

 前日本代表ヘッドコーチで、オーストラリア出身のジョーンズ氏は、15年にラグビーの母国であるイングランド代表で初めてとなる外国人監督に就任。契約は23年W杯フランス大会後まで延長されている。(ロンドン=遠田寛生)