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 自民党麻生派(54人)の政治資金パーティーが16日夕、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれた。東京都内で新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を更新するなか、他派閥に先駆けて開催に踏み切った。出席者に感染防止策の徹底を求め、飲食物は提供しない異例の会合となった。

拡大する写真・図版飛沫(ひまつ)防止の透明なシートが設置された演台であいさつする麻生太郎副総理兼財務相=2020年7月16日午後6時50分、東京都千代田区、藤原伸雄撮影

 パーティーは「3密」回避のため、同ホテル内で3会場に分け、着座形式で行われた。参加者には来場時に検温を求め、マスク着用を原則とした。政府が提供する接触確認アプリの利用徹底を促し、登壇者の前にはアクリル板を設置。パーティー券の購入者には、インターネットの同時配信も行った。

 麻生太郎副総理兼財務相はあいさつで、新型コロナ対応について「今の憲法が緊急事態に対応できるのか。我々は責任政党、政権与党として憲法改正に向けた議論もしっかり行っていくべきではないか」と訴えた。ビデオメッセージを寄せた安倍晋三首相も「立党以来の悲願である憲法改正への挑戦、その歩みを止めるわけにはいかない。自民党総裁として、任期中に憲法改正を成し遂げたい。その決意に変わりはない」と応じた。

 その後、派閥重鎮の甘利明税制調査会長が「コロナ後」の社会像をテーマに講演し、パーティーは約1時間で終了した。

 麻生派はもともと4月に開催予定だったパーティーを新型コロナの感染拡大を受けて延期した。5月の緊急事態宣言の解除を受け、他派閥が9月以降の開催を予定するなか、7月の開催を決めた。麻生氏は最近、早期の衆院解散・総選挙に前向きな言動を強めており、党内では「衆院選に向けた資金集めを急ぐ狙いがある」との臆測が広がった。

 東京都内の新規感染者が16日には280人を超え、派内では開催に慎重な意見もあった。だが、準備段階で日本感染症学会の監修を受けたと説明。例年は4千人ほどの参加者を減らし、時間も短縮したりして開催できると判断した。

■■パーティーでの麻生氏の発言…

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