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 埼玉県熊谷市内の市立中学校が毎年取り組んでいる熱中症予防啓発活動の一環として、荒川中学校の生徒が「ひんやりマスク」を411枚作り、同市に贈った。枚数は、2年前に熊谷で記録した国内観測史上最高気温の「41・1度」にちなんだ。10日にマスクの寄贈を受けた市は、市役所などで来庁者に配布してきたが、16日夕方ごろまでに、ほぼ配り終えたという。

 市内の市立中学校では毎年、「『暑さ対策』地域へ発信! 中学生サポーター事業」として生徒が熱中症の予防法を学んだり、地域の住民に啓発活動をしたりしている。荒川中では、生徒が作った各種啓発グッズを生徒自らが学校近くのスーパーで配布してきた。

 新型コロナ禍にある今年は、グッズに「ひんやりマスク」を追加。生徒会保健委員会の3年生10人を中心に休校期間中から作ってきた。生地選びに苦労したが、同校3年、関根菜月さんの実家の呉服店の協力を得て、「接触冷感生地」と「さらし生地」を調達。型紙に合わせて学校のミシンで重ね縫いし、夏でもひんやりと感じる立体マスクを作った。(坂井俊彦)