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 れいわ新選組(代表・山本太郎氏)から昨夏の参院選に立候補した党の構成メンバー(党員)の大西恒樹氏(56)が「命の選別」を容認する発言をした問題で、同党は16日の総会で大西氏を除籍することを決めた。総会は国会内で開かれ、立候補予定者などの構成メンバー十数人が集まった。山本氏が大西氏の除籍を提案し、総会での5時間を超える協議によって除籍を決めた。

拡大する写真・図版れいわ新選組の山本太郎代表

 総会後、山本氏は会見を開き、「大西氏の発言は立党の精神を大きくひっくり返す。発言に恐怖を感じた方に心からおわびしたい」と述べた。

 同党所属で、重度障害者の木村英子参院議員は15日、自身のホームページで「私は、今回の大西氏の発言は、決して許すことはできません。命の選別をさせないことこそが、私が目指す政治です」との声明を出した。

 大西氏は3日、動画投稿サイト上で「どこまで高齢者を長生きさせるのか。命、選別しないと駄目だと思う」などと発言した。7日にはいったん「浅はかな発言、大変申し訳ありませんでした」と謝罪し、動画を削除した。山本氏が10日、「彼の発言は除籍に値する」との考えを示すと、15日に一転して、「自分の言ったことを隠すのは本意ではないので、再度公開します」と動画を再投稿した。