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 新型コロナウイルスの感染リスクを背負って働く現場の人たちに対して、さまざまな形で「ありがとう」が発信されています。#をつけたツイッターでの発信や、職場や学校で拍手をする行動。感謝に励まされる人がいる一方で、「美談へのすり替え」「追い詰められる」などの声もありました。純粋な感謝の気持ちが、なぜ批判の対象になってしまうのか。SNSなどさまざまなメディアをウォッチするフリーライターの西澤千央さん(43)に話を聞きました。

拡大する写真・図版フリーライターの西澤千央さん

 ――医療従事者やゴミ収集の従事者、スーパーの店員さんなど、さまざまな人に感謝の気持ちを表そうという動きが広がっています。それに対し、SNSを中心に批判の声もあがりました。一体何が起きているのでしょうか。

 「批判された一つひとつの発信を見ると、なんら問題はないものばかりです。なぜこの投稿が炎上するの?というものがほとんどでした。一つ明らかなのは、そこに分断が生じているということです。感染のリスクを背負っても働きに出ざるを得ない人と、リモートワークなどで家にいられる人がいます。逃げ場のない人から見ると、感謝の言葉が『生活に苦労がない人たちが、申し訳なさから逃れるために発している』と見えた面があったと感じます」

拡大する写真・図版拍手をする福岡市役所の職員。横断幕も掲げられた=2020年4月10日午前11時59分、福岡市中央区、島崎周撮影

 「もう一つの原因が、『発信』…

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