【動画】都内の合唱団、マスク着用 密を避け練習再開=高山顕治撮影
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 全日本合唱連盟が6月末、「合唱活動における新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドライン」を公表した。主に合唱の練習をする場面を想定し、「連続練習は30分以内、5分以上の換気を」などと具体的な目安を示した。感染防止に最大限の注意を払いながら、合唱活動がそろりと再開され始めた。

 「まさか『集まって声を合わせること』そのものが困難になろうとは」。5月、全日本合唱コンクール全国大会の中止を発表した連盟の岸信介理事長は、そう語った。多くの合唱愛好者らが活動再開への指針を求めていた中、ガイドラインが公表されると、連盟のホームページ(https://jcanet.or.jp/別ウインドウで開きます)にアクセスが集中。一時つながりにくくなるほどだった。

 今回のガイドラインは、政府の基本的対処方針や、ほかの文化団体の指針、実験結果などを参考に、当面の目安として作られた。

 練習時には、前後2メートル以上、左右1メートル以上離れる▽マスク着用が望ましい▽最低30分ごとに5分以上換気する――などとした。屋内施設は定員の50%以下の人数で利用することや、練習前14日間の体調を確認することなども挙げた。一方で、集合練習がしにくい時だからこそ、発声法の理論、楽典を学んだり、他団体の録音や映像を鑑賞したりすることも重要だとした。

 連盟では今後、合唱の際の飛沫(ひまつ)の実証試験を行う予定で、ガイドラインも随時更新していくという。

 東京都合唱連盟もガイドラインをまとめ、ホームページ(https://tokyochorus.com/別ウインドウで開きます)で公表している。

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 20~30代を中心に約80人で活動する東京の男声合唱団「お江戸コラリアーず」。全日本合唱コンクール全国大会に11年連続出場という実力派合唱団も、新型コロナの影響で約3カ月間、練習を休止し、再開できたのは緊急事態宣言解除後の6月20日だった。

拡大する写真・図版互いに離れ、マスク姿で練習する男声合唱団「お江戸コラリアーず」メンバー=2020年7月4日、東京都新宿区、高山顕治撮影

 7月4日に新宿区であった練習…

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