原子は永遠か? カギ握る「陽子の寿命」を日本がさぐる

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村山斉の時空自在〈32〉

 学校の理科室に、元素の周期表が貼ってある。身の回りにあるモノ……私たちの体、さまざまな生き物から石や空気、星まで、ものすごい種類の物質すべてがたった118種類の「原子」で作られているというのだ。学校で習うので当たり前のように受け入れているが、考えてみるととんでもない事実だ。物質の「統一理論」といえる。

 17世紀にロバート・ボイルが「懐疑的化学者」という本で、哲学でなく実験で元素を調べることを提案し、「これ以上分けられない粒」と考えた。モノを燃やしたり化学反応させたりして調べ、酸素・水素・カルシウムといった元素は結びついたり入れ替わったりはするが、元素は決して無くならず変わらないことがわかってきた。

 でも古代ギリシャやインド哲…

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