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泉佐野市、病院支援のふるさと納税 ロゴに「逆転勝訴」

川田惇史
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 ふるさと納税制度に復帰した大阪府泉佐野市が17日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、経営が悪化した市内の医療機関「りんくう総合医療センター」を支援するため、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング(CF)で寄付の募集を始めた。

 同センターは西日本唯一の特定感染症指定医療機関で、コロナ重症患者の受け入れのため、2次救急を一時休止したうえ、外来患者も減少したため収益が悪化。4~6月は約7億円の赤字で、今後10億円を超える可能性があるという。

 泉佐野市は、ふるさと納税の対象自治体から除外した総務相決定は違法だとして国を提訴。6月30日に最高裁で逆転勝訴し、今月3日に制度に復帰した。

 CFは、ふるさと納税用の特設サイトで受け付け、これまで市がウリにしてきた返礼品の提供はしない。今回採用したロゴは昨年2月に展開した「100億円還元キャンペーン」と似たデザインで、八島弘之副市長をモデルにした男性が「逆転勝訴」の旗を持って制度復帰をアピールする。

 市の担当者は「総務省が眉をひそめるかもしれないが、病院の窮状を知ってもらうためには、とんがったことをやらないと」と話す。(川田惇史)

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