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 神奈川県内での新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、県は17日、県民や事業者に注意を呼びかける独自の「警戒アラート」を発動した。新規感染者は3日連続で40人台と高止まりしているが、病床に余裕があるとして、医療機関への協力要請は見送った。また、県内経済への影響を考慮し、県民への外出自粛要請は避けた。

 17日は県内で43人の感染が発表された。県がアラートを発動する基準は「週平均の新規患者数が1日あたり33人」で、17日時点で基準を0・43人超えた。県内で発表された感染者数は、延べ1919人(朝日新聞社集計)となった。

 43人の内訳は横浜市14人、川崎市10人、相模原、平塚、藤沢、茅ケ崎の4市が各3人、横須賀市2人、小田原、秦野、海老名、箱根、湯河原の5市町が各1人。横浜市の女性1人は集団感染が起きた東京の新宿シアターモリエールの舞台を観覧していた。横須賀市の1人は市立小に通う10代男児。同校は午前で授業を中止して全児童を下校させた。20日まで休校する。

若年層多く、病床の利用率は伸びず

 日々発表される感染者数は、東京都の後を追うように急増している。県によると、緊急事態宣言の解除翌日の5月26日から6月29日までは各日10人以下だったが、7月8日以降は13日(16人)を除いて20人以上に。15日は41人、16日は48人と、連日、宣言解除後の最多を更新していた。

 年代別では、4月は60代以上の感染者が比較的多かった。だが6、7月は30代までの若年層がほぼ半数を占め、ここ数日は40~50代が目立つ。若年層が家庭内や職場などにウイルスを持ち込み、他の世代にも広がりつつあるとみられる。

 ただ、比較的体力のある若年層…

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