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 来夏に延期された東京五輪の競技日程が17日発表され、当初の計画と同じ9都道県の42会場で行われることになった。開催を期待する声がある一方、新型コロナウイルスの感染拡大への不安も根強い。大会関係者からも「問題はここから」との声が出ている。

札幌はマラソンコース計測のめどすら立たず

 巨大な五輪のシンボルマークが飾られる東京・お台場。同地区の海岸沿いのマンションに昨年引っ越した女性(37)は、隣接する潮風公園であるビーチバレーのチケットを購入した。「目の前で五輪が開かれるのは楽しみ」と開催を心待ちにする。都内のIT会社員男性(57)は3年前、レインボーブリッジを一望できる景観が気に入って引っ越してきた。カヌースラローム競技のチケットを買ったが、1年前の期待感は薄れている。2月から在宅勤務を続けている男性は「感染症対策に集中すべきだと思う。世の中がさらに疲弊すれば、自分の暮らしにも影響する。オリンピックにこだわり緊急事態宣言とか対応が遅れるより、中止の方が良い」と語る。

 サーフィン会場の千葉県一宮町でサーフィン店を経営し、競技の招致にも取り組んだ鵜沢清永(きよひさ)さん(44)は「サーフィンが初めて五輪競技となり、その会場となったのだから、ここまでくればやりたい。あとは来年、世界中でコロナ禍がどこまで落ち着いているかだ」と話した。

 馬淵昌也町長(62)は「サーフィン競技初の開催地として指名された以上、ぜひ大会を行っていただきたい。しかし、大会を開くには全世界で新型コロナウイルスが制圧されなくてはいけない。米国やブラジルの感染状況をみても、客観的判断としては、開催へのハードルは上がっていると思わざるをえない」と話した。町の担当課は「会場設営などは4月にストップしたので、3カ月あれば準備はできる。ただ、現在の状況で、五輪の機運を醸成しようというムードはあまりない」と話した。

 マラソンと競歩の会場となる札…

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