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 「たけちんの作品をもっと見たかった。あの事件がなければ、きっと素晴らしい作品をつくり、さらに有名になっていたと思う」

 京都アニメーション放火殺人事件の犠牲者の一人、武本康弘さん(当時47)の高校時代の同級生、三木紀明さん(47)=兵庫県赤穂市=は18日朝、事件が起きたスタジオ近くまで足を運び、手をあわせた。

 武本さんは、女子高校生の日常をコミカルに描いたテレビアニメ「らき☆すた」(2007年)を監督として手がけた。作品の舞台のモデルとなった埼玉県久喜市の鷲宮(わしのみや)神社は、ファンによる「聖地巡礼」ブームのさきがけになった。同じく監督をした「氷菓(ひょうか)」(12年)も高校生たちの青春を描いた人気作。京アニでは役員も務めていた。

 赤穂市の出身で、地元の県立赤穂高校の文芸部員だった。三木さんは部員ではなかったが、部室に顔を出すうちに親しくなった。たけちんはいつも黙々と絵を描いていた。

 お互いに結婚して子どもができてからも、休みで帰省すると会った。仕事のことを自ら話すことはなかったが、尋ねると作品づくりの苦労を聞かせてくれた。

 事件後、現場近くまで来たのは3度目だ。この1年を振り返り、友を思いながら手をあわせた。「亡くなったことは頭ではわかっている。でも、たけちんがいないという実感もない。さびしい」。京アニは今後も素晴らしい作品を生み出してほしいと願った。

■新作、こみ上…

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