【動画】白いテントが建てられた跡地で追悼式が開かれた=佐々木崇暢撮影
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 36人が亡くなり、33人が重軽傷を負った京都アニメーション(本社・京都府宇治市)の放火殺人事件から1年となる18日、八田英明社長(70)が会見し、「夢と希望と感動を育むアニメをこれからも一生懸命作っていきたい。1ミリでも前に進む」と再生への決意を語った。現場となった第1スタジオ(京都市伏見区)の跡地では追悼式が開かれ、遺族や京アニ関係者ら約100人が犠牲者を悼んだ。

 事件は昨年7月18日午前10時半ごろに発生。70人がいた第1スタジオ(3階建て)1階の階段付近にガソリンがまかれ、放火の2分後には建物全体に炎と煙が広がって避難できない状態になった。京都府警は5月27日、無職の青葉真司容疑者(42)=さいたま市見沼区=を殺人や現住建造物等放火などの疑いで逮捕。同容疑者は現在、精神状態を調べるために鑑定留置中で、医師の見解を踏まえ、京都地検が起訴するかどうかを見極める。

 八田社長は残された社員について「ショックからいまだに回復できていない人もいる。コミュニケーションを大事に、あしたをどうするか語り合っていこうと話している」と説明。事件後、初めて制作した新作映画「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(9月18日公開)について「思いをつないで完成させた。一人でも多くの方が映画を見てくれれば幸せだと思う」と語った。

 追悼式では、西屋太志(ふとし)さん(当時37)の妻が遺族代表として弔辞を読み、亡き夫に「毎日会いたくて、毎日寂しくて、テレビを見れば、一緒に突っ込みたくなり、ご飯を食べれば、いつもの席にあなたを探してしまいます」と語りかけた。さらに「みなさんの生きた証しを消さないため、世界中のファンに愛された京アニであり続けるため、前に進み続けます」と述べた。

 30家族85人の遺族と、八田…

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