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 新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された東京オリンピック(五輪)について、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が17日(日本時間18日未明)、観客を減らすことを「一つのシナリオ」として今後検討していく考えを明らかにした。大会組織委員会の幹部は、観客数の考え方を「年末にかけてまとめていくことになる」との見通しを示した。

 バッハ会長はこの日、オンラインで行われたIOC総会の終了後の記者会見で観客減について「渡航制限などの状況によっては選択肢に入る」と述べた。同時に「(決定は)時期尚早。我々が望む形とは違う。熱狂的なファンに埋め尽くされた会場をめざしたい」と、延期前の予定通りに観客を入れたいと強調した。

 一方、組織委は、8月以降に観客数の段階的な拡大を予定している日本のプロ野球などの動向や、秋以降に本格化させる新型コロナ対策の議論などを踏まえて判断するとの姿勢だ。

 政府は6月上旬に「感染症対策を抜本的に強化すべき」として、無観客や人数の絞り込みを含めた検討事項をまとめた。新型コロナ対策は組織委、政府、東京都のほか感染症の専門家も交えて秋以降に本格的に議論し、年内にもまとめる見込み。「この議論次第で、方向性は大きく変わるだろう」とある関係者は言い、別の組織委幹部は「自分たちだけでは判断できない。あらゆる可能性を専門家に判断してもらいながら考える」とする。

 関係者によると、東京五輪の観…

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