愛媛)地域密着バイオマス発電 地域に豊富な森林資源で

有料記事

聞き手・亀岡龍太
[PR]

 森林面積が全体の77%を占める愛媛県内子町。内藤鋼業社長の内藤昌典さん(56)は、地域に豊富にある木材を使ってバイオマス事業を手がける。2019年4月にはバイオマス発電も始めた。地域密着型の再生可能エネルギーの将来像などを聞いた。

 ――バイオマス事業とは、何をするんですか

 バイオマスとは、様々な廃棄物や未利用の木、稲わらなど生物由来の再生可能な有機資源のうち化石燃料を除いたもの。地元には商品価値のあるスギやヒノキなど豊富な森林資源がありますが、根や先端の一部は伐採現場に放置される。その未利用材をボイラーやストーブの燃料になる木質ペレットに加工しています。

 ものを燃やせば排出される二…

この記事は有料記事です。残り1211文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません