拡大する写真・図版新型コロナの影響でがれきや汚泥を片付ける人手の不足が指摘される中、JR肥薩線の渡駅では、県内からボランティアが駆けつけ、バケツリレーで泥出しをしていた=2020年7月18日午前11時53分、熊本県球磨村、金子淳撮影

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 豪雨により甚大な被害がでた熊本県南部の被災地は18日、2度目の週末を迎えた。新型コロナウイルス感染防止のため、ボランティアの募集対象が県内に限定される中、首都圏から迷いながら実家の片付けに帰ってきた人もいた。県内でより多くの人手を集めようとする工夫も始まっている。

母親の反対、押しのけて片付け

 球磨(くま)川流域で大きな被害があった熊本県芦北(あしきた)町の集落では、18日、民家の泥をスコップですくい出す男性(41)の姿があった。東京都内の会社に勤めているが、仕事を休んで12日から実家の片付けを手伝っている。

 実家は4日未明の豪雨で1階が浸水し、家財道具や車が流された。男性はテレビで被害を知り、午後になってようやく家族全員の無事を確認できた。

拡大する写真・図版3人が亡くなった土砂崩れ現場付近には、流されてつぶれた車が残されていた=2020年7月18日、熊本県芦北町、藤脇正真撮影

 すぐに戻ろうと思ったが、都内のコロナの感染者が連日100人以上確認されていた。「戻ると近所に迷惑をかけてしまうかも」と悩み、母親(71)からも反対された。でも、家族が心配だった。「顔を見たいし、直接見ないと状況がわからない」と帰ってきた。

 集落を歩く時は持ってきたフェ…

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