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 奈良県明日香村の高松塚古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)に描かれた国宝の極彩色壁画の一般公開が18日、村内の仮設修理施設で始まった。約13年に及んだ修理が終わった「飛鳥美人」などを参加者が熱心に見学している。24日まで公開するが、既に定員に達している。

 今年3月に修理が終わった後では初の公開となり、計約700人の定員に4476人の応募があった。飛鳥美人(西壁女子群像)や東壁女子群像などをガラス越しで見ることができる。参加者は、カビの除去などの修理で汚れが減り、鮮やかな色が戻ってきた壁画に見入っていた。同県橿原市の会社員の男性(53)は「女子群像はカラフルで見えやすかった」と話した。

 この日は、近くのキトラ古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)に描かれた国宝壁画の公開も「キトラ古墳壁画体験館 四神(しじん)の館」(同村)で始まった。南壁朱雀(すざく)などを見ることができる。8月16日まで(7月29日と8月12日は閉室)。無料。定員各日200人程度。今月27日以降はまだ空きがあるという。問い合わせなどは事務局(06・6281・3060)かホームページ(http://www.kitora-kofun.com別ウインドウで開きます)へ。(清水謙司)

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