新宿駅の西口と東口を結ぶ自由通路。中央の白いバーをスライドさせると新旧を比較できます。
JR東日本は19日、新宿駅(東京都新宿区)の西口と東口を結ぶ自由通路を開通した。これまではJRの改札口を通らなければならなかった場所だが、従来の改札を撤去して移動し、東西を自由に行き来できるようになった。始発から終電までの間通れる。
新宿駅はJRのほか私鉄や地下鉄が乗り入れ、1日あたりの乗降客が350万人超の巨大ターミナル。その中心部のJR駅を貫く通路が開通することで、繁華街の東口とオフィス街の西口が行き来しやすくなり、人の流れが変わりそうだ。
新宿駅東西を行き来する最短ルートは、通路の開通前は約250メートルあった。新たな通路は約100メートルで、従来より2分の時間短縮になるという。
新宿駅の西口と東口を結ぶ自由通路
改札内の通路(幅約17メー…