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 高校野球大分独自大会は19日、別大興産スタジアムで、2回戦の中津東―大分雄城台(おぎのだい)が行われた。大分雄城台の応援席からはユニホームを着て、選手と同じ赤色のマスクを着けた人形、通称「雄城高のプーさん」が勝利の念を送った。

 「プーさん」は応援席最前列に陣取る応援団長・山月研翔君(2年)の真横に鎮座。手作りの帽子にユニホーム、マスク姿。体に3年生部員の名前が書かれたメガホンを立てかける。

 山月君は「僕たちと一緒に、グラウンドへ勝利の念を送っています」と、マスクの下から大声を張り上げて応援を盛り上げていた。

 この日先発した橋本祐樹投手(3年)の母・由美さん(49)によると、前年度卒業生の保護者も応援に駆けつける予定だったが、感染症の拡大防止のため、球場への入場制限がかかることになり断念した。「私たちの代わりにスタンドで応援してほしい」と、大会前にあった壮行会で寄贈されたという。

 由美さんは「まさか(人形制作を)していただけると思っていなかったので感激しました」。マネジャーの清田葵奈さん(3年)も「とてもかわいい。応援が盛り上がります」と笑顔を見せる。

 試合は4―1で大分雄城台が勝利。プーさんに念を込めて試合に臨んだという橋本君が1失点完投。打っても3安打2打点と活躍した。(河野光汰)