拡大する写真・図版緊急事態宣言下の新宿・歌舞伎町の繁華街。奥の大型ビジョンには外出自粛などを呼びかける東京都の小池百合子知事が映し出されていた=4月10日、東京都新宿区、藤原伸雄撮影

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 新型コロナウイルスによる自粛で、飲食業は売り上げが急減しました。営業を再開したところに感染者が再び増えて、厳しい状況が続いています。私たちの食生活を支える飲食業はこれからどうなっていくのでしょうか。経済全体の動向に詳しいSMBC日興証券の宮前耕也・日本担当シニアエコノミストに聞きました。

■記者サロン「コロナと外食」参加者募集
 新型コロナウイルスの影響で、相次ぐ閉店など飲食店が大きな打撃を受けています。いま「外食」に何が起きていて、これからどんなお店やサービス、働き方が求められるのか。朝日新聞経済部の記者が、実際の飲食店経営者の方々も交え、外食のゆくえを考えるオンラインイベント「記者サロン コロナと外食」を7月26日(日)に開きます。参加は無料。こちら(https://ciy.asahi.com/ciy/11002034)からご応募下さい。(イベント詳細は記事末尾をご覧下さい)

 ――飲食業界の現状はどうですか。

 「新型コロナウイルスの影響を受けている業種のなかで最もダメージが大きいのが観光、その次が飲食です。飲食は人との会食が目的のこともあり、『3密』に該当してしまう恐れがあります。売り上げが落ちているだけでなく、コロナ後の世界にどう対応していくか変革が迫られる業態だと思います」

 ――緊急事態宣言のもとでの営業自粛で売り上げが落ちました。

 「飲み屋の関係は営業時間について、早い時間に店じまいをするよう求められました。居酒屋などのアルコールを提供する店は遅い時間が稼ぎどきなのに、そこで営業できない。時間を短縮せざるを得ないということで4、5月に最も打撃を受けました」

 ――飲食の中でも業態によってダメージが異なるということでしょうか。

 「4、5月の売り上げのデータをみると、飲食店全体では前年同月の数字とくらべて3割強から4割弱の減少幅です。5月は4月よりは多少客足が戻りましたが。業態別にみると居酒屋がいちばん厳しいのは変わらない。4月、5月ともにほぼ9割の減少幅が続いている。一方でファストフードは前年同月の9割ぐらいまで、レストランは4~5割のところまで戻ってきています」

拡大する写真・図版東京の新宿・歌舞伎町では人通りが戻りつつあるが飲食店の経営は引き続き厳しい

 ――売り上げが戻るか気になりますね。

 「コロナはダメージが長引きやすい。再び感染が広がることへの警戒がありますし、仮に収束しても不安は一定程度残ります。新しい生活様式といわれるなかで、消費者の飲食行動は元には戻らない可能性が高いです」

 「とくに居酒屋関連は戻りにく…

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